ProMEDメール2010-03-13の感染症に関連した情報を配信します。
1.カナダの家畜関連MRSA感染症はカナダの人間の感染症
2.PLoS。新型インフル。1918年のH1N1pdmとよく似ている
3.ベトナム・ハノイの女性25歳は鳥インフル
4.インド・ムンバイで黄疸。約65人が患者。1人は死亡
5.インドネシア。バリ島の犬の狂犬病。人間死亡は40人以上
6.マラリア。ウガンダから米国に戻った患者。キニーネの化学予防は不適当
7.私信。慢性消耗病。土壌との関係
8.OIE。デンマークの低病原性鳥インフル。暴露/発症/死亡=195/-/0
9.エルク。米国ユタ州で最初に慢性消耗病と診断
10.WHO。エジプトの鳥インフル。妊娠女性20歳は死亡、男性1.5歳は安定
11.WHO。新型インフル。世界の動き。新� ��インフルと季節性インフルB型
12.CDC。米国のサルモネラ症。黒胡椒と赤トウガラシ。44州などから患者249人
1.カナダの家畜関連MRSA感染症はカナダの人間の感染症
PRO/AH/EDR> Staph. aureus (MRSA), porcine - Canada
黄色ブドウ球菌(MRSA)。カナダ。3/12。新興健康脅威フォーラム。カナダで見つかった動物のMRSA感染症。
◇新型の株はしばしば人間で次第に強くなる。一方、公衆衛生重要性で問題は残る。
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の株は第一に豚に関係するが、カナダでは人間に感染すると、今週[10/3/8-12の週]『新興感染症』で研究者。この株は北米で報告する感染症の第一症例だと著者。ただし、米国とカナダで家畜や農民に定着するとよく知られている。
「この株に起因する感染症は最近起こりましたが、これは公衆衛生懸念がある」とカナダ・ウィニペグの国立微生物学研究所の研究者は書く。「さらに監視の取り組みは必要だ。カナダのMRSA株で新興を観察し、臨床の関連を調べる」
家畜関連MRSA(LA-MRSA)、 あるいはMRSAクローナルコンプレックス(CC)398という株は05年にオランダで初めて同定し、養豚家に定着し、その後、世界中で農民と家畜に定着し、感染するという。オランダでは大量の養豚場があるが、現在人間の新しく検出した全MRSA株のうちでもこのLA-MRSAはだんだん高くなってくるという…08年末では42%。
LA-MRSAは人間で疾患を起こすこともでき、軽症の皮膚感染症、創傷感染、膿瘍から重篤の侵襲的感染症、さらに臓器不全にもつながる。株は人間で広がり、例えば感染者の接触の後にLA-MRSAを感染する医療従業員の報告などがある。しかし、簡単にこれが起こるかどうかは不明であり、比較的少数の報告例だけがあり、家畜に直接接触がない人間ではLA-MRSAの疫学の研究もない。
カナダで一般住民のLA-MRSAの罹患率を決めよう� ��、研究者と同僚は2007年から2008年までサスカチュワン州とマニトバ州で収集したMRSA分離株3687件を解析した。検体はサスカチュワン州で収集したMRSA全検体の約66%と、この期間のマニトバ州で収集する17%に相当していた。2州では養豚場は低い。うち5株の分離株にLA-MRSAの遺伝子な特徴があり、うち4株は皮膚感染症と軟部組織感染症の症例と関係していたと著者。また、分離株1株は患者の手術後感染症から出て、患者と家畜の接触は考えにくいと著者。
LA-MRSAの報告の数は世界的に増えているが、これは本物の株が出ているのか、それとも監視が単に増えたのか、この区別は難しいとベルギーの獣医農薬研究センター。「非常に最近の問題です。まだ十分な証拠がありません」
発見の公衆衛生的な意味あいは不明だとセン� �ー。カナダ研究で報告した分離株を含めて、見つかっているLA-MRSA株のほとんどは、パントン・バレンタイン・ロイコシジン(PVL)などの毒性因子はない。PVLは細胞毒で、重症感染症で役割を果たすと考える。調査の数編ではこれらの毒性因子のない株が感染性は低いこともあるとセンター。しかし、PVLがあるLA-MRSA分離株は数件中国で確認したと指摘し、LA-MRSAの感染性のクローンが将来出現する可能性はあるという。
さらに、カナダの一般住民のLA-MRSAの罹患率は低いようである。ある研究で、動物の株はMRSA分離株の0.14%を占める。オランダでは株は人間でMRSAの分離株の大部分を説明するが、PLoS ONE2で先月出版した研究では、家畜と接触をない534人の代表サンプルから、1株だけがLA-MRSAだった。この数字は、オランダで全体的なMRSA発生率の低値と一致するし、ドイツでも09年の学童422人の研究と類似してLA-MRSAは検出しないと国立公衆衛生環境研究所の著者。
しかし、農民と獣医のLA-MRSAの罹患率は非常に高い。ただしこれまでに検出した感染症の件数は相対的に低い。養豚家の研究でコロニー化はカナダは最高25%、米国では45%と高い。オランダで、研究者と同僚は家畜との接触がある人間の26%に病原体を見つけた。さらに他の欧州の研究では養豚家の45%と高い率を示したいう。この理由で、オランダの病院は入院時で人間をスクリーニングし、豚や子牛との通常の接触でMRSAを調べている。
広い範囲の動物は株で宿主� �して働き、家畜従業員の高いコロニー化に基づいて、人間への高い定着率を考えると株を密接に見るべきだという。「ブドウ球菌は通常まったく宿主に特異的です。同じ株が豚、子牛、乳牛、犬、鶏、鼠、山羊で発見するのは非常に奇妙です」
2.PLoS。新型インフル。1918年のH1N1pdmとよく似ている
スーフォールズのアラーム
PRO/AH> Influenza pandemic (H1N1) (24): mutation analysis
地平線村ナイアガラの滝
新型インフルエンザ。変異分析。3/8。PLoS ONE。抜粋。
題名。新型インフルウイルスのゲノムシグネチャーと突然変異傾向分析。(略)
要旨と要約。
豚由来の新型インフルウイルス(H1N1pdm)は21世紀の初めての新型インフルの病原因子として確認している。しかし、人間から人間への感染の能力を与えている分子の機能は確認していない。ここで、私たちはH1N1pdm株や他のパンデミックを起こしているウイルス、人間、豚、鳥類から分離したウイルスの蛋白質配列を比較し、新型インフルのH1N1pdmの蛋白質のシグネチャー位置と非シグネチャー位置の残基の変異傾向を解析した。
H1N1pdmの宿主特異的ゲノムのシグネチャーは主として豚様であり、1918年のH1N1pdmとよく似ていた。大流行警報レベルがフェーズ4からフェーズ6に昇格した短期間で、NP-100のシグネチャー位置の1� �基がバリンからイソロイシンに変異した。非シグネチャー4残基、位置 NA-91、NA-233、 HA-206、NS1-123も新型インフルの中で変わった。全突然変異の残基で、例外はNA-91だが、ウイルス機能ドメインになり、H1N1pdmの人間の順応と毒性で役割を果たすと示す。
H1N1pdmウイルスは1918年のH1N1pdmに他の新型インフルウイルスよりも近く、多くのリンクがあると研究は確認する。シグネチャー位置(NP- 100)で優性突然変異1件と非シグネチャー位置の優性突然変異4件(NA-91、NA-233、HA-206、NS1-123)を確認した。NA -91を除いて、突然変異の残基はウイルス機能ドメインに位置し、H1N1pdmの人間の順応と毒性で役割を果たすことができる。
3.ベトナム・ハノイの女性25歳は鳥インフル
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (23): Viet Nam (HN)
鳥インフルエンザ。人間。ベトナム。ハノイ。3/13。地元紙。ハノイの女性は鳥インフル陽性。
ハノイ市ソックソン郡の女性25歳は木曜[10/3/11]に鳥インフルウイルス型H5N1、つまり鳥インフルは陽性だったと健康省予防医学環境[局]。
患者は現在バッハマイ総合病院で集中治療中。10/3/5、このウイルスに感染した。訴えでは、家の近くにあった病気や死んだ家禽から感染したという。
4.インド・ムンバイで黄疸。約65人が患者。1人は死亡
PRO/AH/EDR> Undiagnosed illness, water-borne - India: (MC), RFI
不明疾患。水系。インド。ムンバイ。3/12。地元紙。黄疸集団発生は汚染した給水。
ここの住民は病気になっている。黄疸にかかったからだ。死亡は1人。黄疸は汚染した飲用給水が悪いのではとマスコミ1社。
10/3/1の話は、約400軒の家族が1か月間水を取り、約65人がこの疾患で病気になった。住民58歳は黄疸になった1人で、10/3/23、この疾患で嫁を失った。
Brihanmumbai地方自治体(BMC)は水を清めるため塩素を配布した。[10年]1月、BMCは水2143検体を収集し、10件は大腸菌陽性だった。[10年]2月、水1987検体を収集し、検体36件が大腸菌陽性だった。
住宅協会書記は「2回水タンクを清潔にしました」。しかし、問題は解決しないという。「給水が始まる朝になると、毎日汚染水を家に入れています」
匿名� ��市の役員は「普通、水汚染や水系感染症の主訴は雨期の間に増えますが、これは奇妙です」
5.インドネシア。バリ島の犬の狂犬病。人間死亡は40人以上
PRO/AH/EDR> Rabies, canine, human - Indonesia: (BA)
狂犬病。犬。人間。インドネシア。バリ島。3/13。私信。バリ島の狂犬病。人間死亡リスト。最新情報。
08年9月に発見した集団発生でバリ島の報告した人間狂犬病の死者の数は現在40人以上と地方報道。報告した犠牲者の名簿は主としてバリ島動物福祉協会員が集めたもの。
症例の28人は正式に公認されたが、多くは犬の名前を知っている犬が咬み、数週間後や数か月後、古典的な狂犬病症状があり死亡している。他の遠隔地の村の死亡は報告していないというバリ島の広範囲の信念がある。しかし、会員が収集した情報から、10/2/15の25歳の死亡は恐らく狂犬病ではなかったという。
最近狂犬病死亡は増えたが、バリ島当局の反応は、犬の処分をさらに増やしたこと。犬はワクチンをうって捕る地域でも同じように 処分する。犠牲になっているのはワクチンで、さらに多くの職員をさらに迅速なペースでうたないといけない。
最も野心的なワクチンキャンペーンは私的に出資するバリ島動物福祉協会のもので、ギャニャール県で1日あたり250-400匹の犬にワクチンをうつことである。【実はグループによるといっそう高い数になる(1日あたり500-600匹)】
人間の狂犬病の死亡
年齢/死亡日/住所
45/10.3.8/タバナン県
36/10.3.7/メングウィ
5/10.2.21/バングリ村
25/10.2.15/ウンガサン村(陰性の研究所の検査。06年に咬傷)
80/10.1.18/クブ
11/10.1.18/クブ
10/10.1.17/トゥバン
81/10.1.14/クブ
46/10.1.14/タバナン県
65/10.1.10/ウンガサン
64/09.12.29/カランガスム県
37/09.12.24/デンパサール県
28/09.12.24/タバナン県
35/09.12.20/ギャニャール� �
28/09.12.14/ブレレング県
45/09.12.12/タバナン県
4/09.12.5/タバナン県
23/09.11.27/タバナン県
28/09.11.27/カランガスム県
12/09.11.23/カランガスム県
13/09.11.13/Kesiman、デンパサール県
7/09.10.11/Kedonganan、バドゥン県
54/09.10.8/南クタ
49/09.10.7/タバナン県
6/09.10.2/タバナン県
78/09.9.22/タバナン県
7/09.9.16/タバナン県
8/09.9.14/タバナン県
47/09.9.6/タバナン県
24/09.8.22/タバナン県
62/09.3.28/ウンガサン半島
46/09.3.23/ウルワトゥ
45/09.1.30/ヌサ・デュア
32/09.1.17/ジェムブラナ県
3/08.12.30/クトゥ
28/08.11.23/ウンガサン村
3/08.11.21/ウンガサン村
32/08.11.14/ウンガサン村
46/08.10.17/ウンガサン村
6.マラリア。ウガンダから米国に戻った患者。キニーネの化学予防は不適当
コロラドハーブの生命の減量
PRO/EDR> Malaria - USA ex Uganda
マラリア。米国←ウガンダ。3/12。私信。米国旅行者のマラリア。化学予防は不適当。
マラリアの症例はマサチューセッツ州ブロックトン病院で確認している。患者はウガンダに数か月滞在し、その後米国に戻った。
旅行中にドキシサイクリンからクアラクイン(硫酸キニーネ)に変わった。彼はマサチューセッツ州に帰り、数週間後に発熱と悪寒を報告した。 10/3/5、ブロックトン病院はマラリアと診断した。患者はキニーネで治療し退院した。
太りすぎの子供のための有病率
【クアラクインはキニーネを含むが、キニーネは半減期は極めて短く、マラリアの予防策としては不適切。さらにアフリカでは偽造の薬剤でかなりの問題があり、ウガンダで購入した薬剤も不十分で、キニーネ含有と思っても実はしなかったこともある】
7.私信。慢性消耗病。土壌との関係
PRO/AH> Chronic wasting disease, cervid - USA (07): (KS)
慢性消耗病。鹿。米国。カンザス州。3/12。私信。
[1] 土壌のプリオン持続の評価には問題が多い。これは解析とモデルがハムスタースクラピーモデルなど順応株に依存するからだが、土壌のプリオンには十分な証拠が2つある。プリオンは土壌に結合し土壌に残存する。土壌にいるプリオンはその後長い間感染性の可能性があり、土壌から流出の水に動く可能性もある。 (略)
[2] プリオン移転と土壌のプリオンについて興味のある文献は…(略)
8.OIE。デンマークの低病原性鳥インフル。暴露/発症/死亡=195/-/0
PRO/AH/EDR> Avian influenza (LPAI), poultry - Denmark: H7,OIE
鳥インフルエンザ。低病原性。家禽。デンマーク。H7株。3/13。国際獣疫事務局(OIE)。抜粋。
10/3/9、デンマーク・ソボーグ市の食品農業漁業省デンマーク獣医食品局の情報は受理
要約。報告型は即時通知。開始日は10/3/5。事件の最初の確認日は10/3/9。報告日は10/3/9。OIE提出日は10/3/9。通知の理由は指定疾患の再発。以前の発生日は10/3/23。疾患の兆候は不顕性感染。原因は低病原性鳥インフルウイルス(H7株)。血清型は保留中。診断の性質は研究所(高度)。この事件は国全体に関係する
新しい集団発生。集団発生1はFuglebjerg、Nastved、East。集団発生の開始日は10/3/5。集団発生の現状は継続する(か解決日は未提出)。疫学ユニットは農場。種は鳥。暴露/発症/死亡/処分/と殺=195/-/0/195/0
9.エルク。米国ユタ州で最初� �慢性消耗病と診断
PRO/AH/EDR> Chronic wasting disease, cervid - USA (06): (UT) 1st elk
慢性消耗病。鹿。米国。ユタ州。最初のエルク。3/11。ユタ州野生生物資源部。エルクはCWD陽性。
以前の狩猟シーズンで大狩猟動物を検体として調べたが、前にユタ州で決して見られなかったことがある…エルク1頭に慢性消耗病があったのである。
10.WHO。エジプトの鳥インフル。妊娠女性20歳は死亡、男性1.5歳は安定
PRO/AH/EDR> Avian influenza, human (22): Egypt, 105th and 106th cases
鳥インフルエンザ。人間。エジプト。105人目と106人目。3/12。世界保健機関(WHO)。
エジプト健康省は人間のH5N1鳥インフル感染症の2人の新患を発表した。第一症例はカルユービーヤ県エルハンカ郡の妊娠女性20歳である。10/3/5入院、オセルタミビル治療を受けて、10/3/9、死亡。
2番目の症例はカフルアッシャイフ県Elhamool郡の男性1.5歳である。10/3/2入院しオセルタミビル治療を受けた。安定。
感染源の調査は、患者2人に病鶏や死鶏の暴露があったと示す。症例はエジプト中央公衆衛生研究所兼WHO国際インフル監視ネットワーク(GISN)国立インフルセンターが確認した。
さらにエジプト当局は以前に発表した1症例が死亡したと報告した。カルユービーヤ県Shobra Elkhima郡の男性53歳で、その発症日は10/2/27。
エジプトで鳥インフルA(H5N1)検査確認の患者が106人、うち死者は32人。
11.WHO。新型インフル。世界の動き。新型インフルと季節性インフルB型
歩行ラクロス混乱
PRO/AH/EDR> Influenza pandemic (H1N1) (23): WHO Update
プレートの形状からうつ病ガラスパターンを識別
新型インフルエンザ。WHO最新情報。
10/3/7日曜、世界規模の213以上の諸国、海外領や共同体は、新型インフルの検査確認の症例を報告し、死者は少なくとも16,713人。世界保健機関(WHO)はWHO地域事務局と加盟諸国の頻回の協議を通して、また複数の情報源の監視を通して新型インフルの進歩を活動的に観察している。
◇状況に関する最新情報
新型インフル感染の最大の活動地域は東南アジアだが、新型ウイルス循環の低いレベルはアジアの他の部分や欧州東部や南東部で続いている。西アフリカでデータは限定するが、この地域で新型インフルウイルス感染が増える可能性がある。なお、季節性インフルB型ウイルスはアジアで検出し、西に広がっているようだ。
サハラ以南アフリカで、データは限定するが、� �型インフルウイルスの進行中の共同体感染が西アフリカの一部で増えるという。しかし、活動ピークがあると明らかな証拠はない。新型インフルウイルスの検出は数か国の定点の監視地点で増え、たとえばセネガルとコートジボアールなどである。ただし、症例の臨床的な重症度については今まではデータが少ない。最近ルワンダでインフル活動性が増えたと報告した。アフリカ東部と南部の多くはそれぞれ09年11月と09年晩夏に恐らく新型インフル活動の最初のピークを経験した。
南アジアと東南アジアで、新型インフルウイルス循環はほとんどの諸国で続く。タイで全体的な感染は特に10年1月半ばから非常に活動性だった。タイの全県の約半分は外来患者全員の約10%がILI[インフル様の疾患]の看護をしたと報道し、定点の地点でI LI患者の約25%がインフルは陽性だった。ただし、現在、タイの症例の増加は09年6月から9月までのピーク感染で早い期間と比べても、相当低くなる。バングラデシュで呼吸器疾患が増える傾向は報告したが、しかし、全体的なインフル活動性は低い。インドでインフルウイルス感染はインド西部の地域は低いレベルで続き、一方、他の地域の活動では大部分は消退した。
東アジアでは、新型インフルの活動は減少するか引き続き低い。日本や大韓民国ではILIレベルは季節性基線に戻った。モンゴルで、ILI活動の最近の急激な増加が見られるが、圧倒的に季節性インフルB型ウイルスの循環が再び増えたためである。中国で新型インフル活動は、09年11月の間にピークに達して以来、低下した。しかし、主として季節性インフルB型ウイ� �スの循環が増え、全体的なインフル活動性は上昇している。
北アフリカと西アジアで、全体的な新型インフル活動はほとんどの場所で低い。例外はイラクとアフガニスタンで、両者はインフルの地域性拡大を報告し、呼吸器疾患活動で増加する傾向がある。アフガニスタンで、医療システムの中等度の影響は報告し、これと関係し、呼吸器疾患活動も増えた。イランで最近のインフルウイルス検出で低いが、全体的なインフル活動性は季節性インフルB型ウイルスによる。
欧州で、全体的な新型インフル感染で低く、欧州東部や南東部の一部で新型ウイルスの低いレベルが循環する。定点の呼吸器検体でインフルを陽性の全体的なパーセントは低く(6.8%)、1週間前に比べてわずかに増えた。欧州の新型インフルウイルスは優勢 な循環インフルウイルスだが、例外はロシア連邦とスウェーデンで、インフルB型が相互優性や優性だった。
南北アメリカの北温帯と南温帯で、全体的な新型インフル感染は低く、インフルウイルスも低レベルで循環する。中米、ニカラグア、ホンジュラスで呼吸器疾患活動は軽く増加する。恐らく学校集団発生の増加による。しかし、この増加は新型インフルウイルスの循環と関連するのかは不明である。ブラジルでは呼吸疾患の増加傾向を報告し、全体的な強さは低く、インフルウイルスの地域性拡大と相関する。
南半球の温帯で全体的なインフル活動性は低く、新型インフルや季節性インフルのウイルスの孤発性の検出があった。
新型インフルウイルスが引き続き世界的に優勢な循環インフルウイルスである。しか� ��季節性インフルB型ウイルスの循環はアジア、東ヨーロッパと東部のアフリカの一部にあり、しかし最も特徴的に中国、モンゴル、イラン、ロシア連邦で増加し広がった。
国際インフル監視ネットワーク(GISN)はインフルウイルスの国際的循環の観察を続ける。新型インフル、季節性インフル、他のインフルウイルスで人間の季節性インフルを含めた感染や感染の可能性がある。
地域。死亡
WHOアフリカ地域事務局(AFRO)。167人
WHOアメリカ地域事務局(AMRO)。少なくとも7576人
WHO東地中海地域事務局(EMRO)。1019人
WHOヨーロッパ地域事務局(EURO)。少なくとも4571人
WHO南東アジア地域事務局(SEARO)。1664人
WHO西太平洋地域事務局(WPRO)。1716人
合計。少なくとも16713人
12.CDC。米国のサルモネラ症。黒胡椒と赤トウガラシ� ��44州などから患者249人
PRO/AH/EDR> Salmonellosis, salami - USA (07): black & red pepper
サルモネラ症。サラミ。米国。黒胡椒と赤トウガラシ。3/11。米国疾病対策センター(CDC)
CDCは多くの州、農務省食品安全検査局(FSIS)、食品医薬品局(FDA)、ロードアイランド州の公衆衛生職員と協力し、サルモネラ[・エンテリカ]血清型モンテビデオ感染症の多州集団発生を調査している。調査官は診断検査を通して入手した細菌のDNA分析を使い、この集団発生の一部の症例を確認している。
10/3/9午後9:00、今までS.モンテビデオ株の患者249人を報告した。感染した株は密接に関連するPFGE型2種のうち1種である。患者は 09/7/1から44州とコロンビア特別区から報告があった。各州でこの株の確認患者の数は次の通り。アラスカ州(1)、アラバマ州(2)、アリゾナ州 (7)、カリフォルニア州(31)、コロラド州(5)、コネティカット州(5)、コロンビア特別区(1)、コネティカット州(3)、フロリダ州(3)、ジョージア州(3)、アイオワ州(1)、アイダホ州(4)、イリノイ州(22)、インディアナ州(4)、カンザス州(5)、ルイジアナ州(1)、マサチューセッツ州(14)、メリーランド州(1)、メイン州(1)、ミシガン州(4)、ミネソタ州(6)、ミズーリ州(2) 、ミシシッピ州(1)、ノースカロライナ州(11)、ノースダコタ州(1)、ネブラスカ州(3)、ニューハンプシャー州(2)、ニュージャージー州 (9)、ニューメキシコ州(2)、ニューヨーク州(18)、オハイオ州(9)、オクラホマ州(1)、オレゴン州(9)、ペンシルベニア州(7)、ロードアイランド州(2)、サウスカロライナ州(1)、シンガポールドル(3)、テネシー州(5)、テキサス州(7)、ユタ州(9)、バージニア州(1)、ワシントン州(18)、ウィスコンシン州(1)、ウェストバージニア州(1)、ワイオミング州(2)。この主なS.モンテビデオ集団発生PFGEパターンは一般的にも出る株であり、公衆衛生調査官は疾患の一部はこの集団発生ではないと決定することもある。
サルモネラ・ゼンフテンベルクはサルモネラの異なる血清型で、この集団発生の調査中に小売り業と患者1人から食品検体で発見した。PulseNetは 09/7/1から今日[10/3/11]まで、S.ゼンフテンベルク疾患でPFGE型の一致した8人を同定した。公衆衛生職員は、S.ゼンフテンベルク株の患者8人のうち6人と面談し、2人は疾患が始まる1週間前に回収対象のサラミを購入したという。この患者8人は上に報告した全体的な症例数には含んではいない。
この疾患の発症日はわかる限りで09/7/4-10/2/18。患者は1歳未満から93歳。年齢中央値は37歳。患者の53%は男性。情報が入手できる患者190人のうち49人(26%)は入院。死亡の報告はない。
◇集団発生の調査
10/1/16-21、CDCと複数の州の公衆衛生職員は病人41人と健康者41人が食べた食品を比較する疫学研究を行った。この研究の予備的分析で、疾患の可能な感染源としてサラミが上がった。患者(58%)は健康者(16%)に比べて有意にサ� ��ミを食べたと報告した。さらに、患者16人が病気になる前に違う食料雑貨店で同じタイプのスライスのサラミ・バラエティーパックを購入したと確認した。さらに患者3人が病気になる前にスライスのサラミデリトレイの同様なタイプを購入した。このデータからこの製品は複数の疾患のうち一つの感染源だと示す。このスライスのサラミ・バラエティーパックは最近ダニエルインターナショナル社が回収している。CDCと複数の州の公衆衛生職員は引き続き患者を面談し、病気になる1週間前までに食べた食品について聞き、買物客カード情報を収集している。
◇回収情報
FSISはニュース発表を数回行った。発表では、ダニエルインターナショナル社の製品は回収中で、社は消費者が容易に参照できるようにこの製品のマスター� �ストを編纂したという。新聞発表は10/1/23(初期の回収)、1/31(回収の拡張)、2/4(1/23の回収の更新情報)、2/16(回収の拡張)で行った。この製品の多くは拡張保存期間1年間である。この製品は全国の小売店に出荷した。
ロードアイランド州公衆衛生局は黒胡椒と赤トウガラシの検体でS.モンテビデオの集団発生の株を見つけた。黒胡椒と赤トウガラシはダニエルインターナショナル社でイタリア風の食肉を調理で使ったものである。それ以来、回収は数回出ている。
10/2/25、ニューヨーク州ブルックリン地域ホールサムスパイスは09/4/6から10/1/20まで売った破砕赤トウガラシ25ポンドの箱の回収を発表した。ホールサムスパイスはスパイスを直接、自分の製品に組み入れて法人顧客に売る。FDAはホールサムスパイスと共に現在働き、回収� �た製品を受け取った顧客を確認し、さらなる回収が必要かどうかを決定しようとしている。
10/3/5、、ニュージャージー州デイトン地域のミンチングオバーシーズスパイス会社は自発的にサルモネラ汚染疑いで黒胡椒ロット2件を回収した。黒胡椒は小売りレベルで出荷はなく、発送したのはフロリダ州、アイオワ州、イリノイ州、インディアナ州、マサチューセッツ州、オクラホマ州、ニュージャージー州、ニューヨーク州、ペンシルベニア州、ロードアイランド州、テキサス州、ウィスコンシン州である。ロット3258と3309の黒胡椒を購入した顧客はこのロットやこのロットから作ったあらゆるスパイスブレンドは保留中であり、ミンチングオバーシーズスパイス会社に連絡すること。
10/3/9、ペンシルベニア州Myerstownのダッチバ リー食品卸売商は自発的な黒胡椒と黒胡椒入りの製品の全国回収を発表した。ミンチングオバーシーズスパイス会社の黒胡椒の回収で起こったもの。小売店は、ロット番号と製造日付に基づき店の在庫から全製品を除去すること。これらの製品を購入した消費者は、処分を依頼すること。製品の問題を記載する場合、消費者はオランダバリー食品に接触するか、FDAのウェブサイト http://www.fda.gov/ を訪問すること。
◇製品と食材の研究所検査
この初期の回収に続き、ダニエルインターナショナルが作ったサラミ製品の小売りの検体から、民間研究所はサルモネラの分離を行った。この製品は違う食料雑貨店で患者16人が購入したスライスのサラミ・バラエティーパックとは違っているが、病人3人は同じ製品を購入した。FSISはこの民間研究所の結果を再検討し、その結果も支持した。最初民間研究所が見つけたS. ゼンフテンベルク株は集団発生を起こすS.モンテビデオ株とは違っている。
しかし、ワシントン州保健省は、のちに民間研究所の細菌培養を検査し(サラミは提供しなかった)、異なるサルモネラ血清型2株があると同定した。1株はS.ゼンフテンベルク株(民間研究所が発見)で、別の株はS.モンテビデオ株で集団発生の株と見分けがつかないものだった。さらにアイオワ州公衆衛生局とアイオワ州プリマス郡公衆衛生職員は集団発生の株と見分けがつかないS.モンテビデオ感染症の患者1人を調査し、患者の家で冷凍の開放のスライスのサラミバラエティーパックを見つけた。この患者は病気になる前にこの食品を食べたという。このスライスのサラミバラエティーパックは他の患者16人が購入したものと同じだった。DNA分析� �使って、アイオワ大学衛生試験所(アイオワ州公衆衛生検査室)はこの残り物のサラミから分離した株はS.モンテビデオの集団発生の株と見分けがつかなかったと同定した。
回収は拡張し、イリノイ州公衆衛生局は未開封サラミの確認したサルモネラがあると報告した。製品はS. モンテビデオ疾患の多州集団発生の進行中の調査で検体として得た。検査した製品は10/1/23に出した以前の回収に含められていなかった。しかし、後に買った製品の同様な型である。その後の
検査で製品はS. ゼンフテンベルク株があると認めた。会社は黒胡椒が可能な汚染源だと信じる。
10/1/28、ロードアイランド州保健省は、検査結果が、回収した製品の製造で使った黒胡椒の少なくとも数件で開封容器がS. モンテビデオ陽性であり、DNA鑑定が集団発生の株に適合したという。 http://www.ri.gov/press/view/10647
10/2/17、イリノイ州からの製品の研究所検査からの結果は、製品がS. ゼンフテンベルク株があった。
10/2/25、FDAは回収したイタリア風の肉製品の製造で使った黒胡椒と赤トウガラシの供給網の調査の追加情報を公開した。局は153件の混成唐辛子検体を収集して解析し、黒胡椒と赤トウガラシの4000件以上の個人検体である。ダニエルインターナショナル社が収集した破砕赤トウガラシの2ロットの検体はS. モンテビデオが陽性で、集団発生と関係したS. モンテビデオと同じ株だった。
以上12件
0 件のコメント:
コメントを投稿